守る

守る・・・・
前進的な言葉ではない、後退的な言葉と受け取りがちだが、
(伝統を)守るということに関してはあながちそうとは言い切れないと思っている。
大量生産・規制緩和など、改革が叫ばれて久しいが、酒で言う蔵元、
陶磁器の世界で言う窯元、工房や様々な業界での職人や関係者は
特に維持が難しいと感じる。
(だからといってほかの方が決して楽ではない、同じように難しいと思うことは一緒だ)

どこでも手に入る便利なものは数々生み出されているし、
それ自身は大歓迎ではあるが、そこでしか手に入らないもの、
その地域でこそ生まれたものがあるから特産品も生まれ、伝統も始まる。
これまで残っているということは、ちゃんとした理由があるからこそ残っているはずだ。

ただし、温故知新(昔のことをよく研究し、そこから新しい知識や道理を見つけ出すこと。)という
言葉があるように、それに甘んじてはいけないとは思う。
(新感覚のワイン風の日本酒や、低アルコール日本酒などがそれに当たるのではないかと思う)

時代の流れだから・・・・・・ということだけで伝統を簡単に崩されてはほしくない。
必ず気がつかないところで、しかも身近に恩恵を受けていると思う。
私の場合で言うなら、飛騨高山という地域の伝統や歴史、蔵元の伝統は
少なくとも私や池田酒店に多大な影響を与えてくれていることと思うし、
これからもその影響を受けていくことになろうと思う。この恩恵を受けるということは、
様々な人々に支えられていることでもある、私はそう考えている。

そのほんの一握りでもいいから、その伝統や歴史の足跡を残せたら・・・と思う。
逆に、飛騨の地酒や地ビールをお客様に提供することによって、
蔵元にもお客様にも影響を与えることができると思う。

「●●の里」が飲みたかったのに・・・・」「□□の梅が飲みたかったのに・・・・」
こんな言葉は聴きたくないものだ。あなたの好きな酒の蔵元が残るもらないも
あなた次第・・。造る側も飲む側も守るべきものはきっとある。

無くなってから後悔だけは絶対にしたくないものだ。

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