時間と記憶

今日、自分の「別の顔」の一部分が、
またひとつ自分から無くなっていった。
 
少しずつ、「別の顔」が無くなってゆく
 
いずれ時間とともにすべて無くなっていくのだろう
自分の心の中だけになってしまうのだろう
それが時間と記憶の性なのかもしれない
 
人々の記憶から消え去ったとき
そこで初めて「死」を迎えるのだ
 
とは、よく言ったものだ。
 
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