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経営側、負担増を懸念 同一労働同一賃金、賞与に影響大

http://www.asahi.com/articles/ASJDN51Y8JDNULFA028.html

経営側としては、人件費というのは経費の何物でもなく

一番の経費とさえ言われているようですが、会社の考え方ひとつで

変わるのではないかと思います。

経費ととるか、将来の財産ととるか。

普通の経営者は経費としか考えられないんでしょう。

ただ、

同一労働同一賃金が前提であるはずなのに、

賃金格差があるということ自体が

差別と言われた時、どう言い訳しますか?

 

確かに難しい問題ではあるかと思いますが、非正規雇用ということ

自体を改めて考え直す必要があるのではないかと思います。

何でもかんでも会社の都合ばかりが優先されては

長い目で見て会社にとってどちらが良いのかを考えてみる

必要があるのではないかと。

田舎を持つ地元に定住として帰ってこない理由

よくある話に、

「働くところがないから帰ってこれない」

という話がどこにでもあると思うけど、

働く場所や実際の労働はあるはずだし、ないということはない。

働きたいという人材と働いてほしい企業の条件などのミスマッチ、

これはこれで大きな問題なんだけど、やはり気になるところは

賃金格差。

自分が就職しようとして初任給のモデルケースを見たけど

確実に片手ほどの差があったからね。

(つまり5万円以上の差が新入社員の時点であるということ)

まあ、田舎はあまりお金がかからないとか、都市部は何をするにも

お金がかかるとかあるにせよ、言い方を変えれば、収入がないから

使えないということも言える。

使わないように努力するのは収入の多い少ないには関係ないし。

食料品の中の野菜とか、地元のものを買うことができれば多少は

安いのかもしれないけど、物流のおかげで年中いつでも野菜が

買える代わりにどこで買ってもあまり値段に差があるわけじゃないし

それ以外の商品って、収入に関係なく商品価格はどこも一緒、

地域別に価格設定してあるわけじゃないでしょ?

だから収入のそもそも少ない田舎はどうしても帰ることを

ためらうのではないか、と思うのだ。

もちろん、お金には代えられない幸せな生活、っていうかも

しれないけどそれは都市部でも幸せだと自分が思う生活であれば

いいことだ。

田舎の魅力は都会にはない素晴らしいことがいろいろあると思うけど

収入をある程度不安のないような額は確保したいのと同時に

都市にはない魅力に早く気づかせてあげること、こういうのも

大事なことなのかな、と。

 

それとあともう一つ。

生活を変えてみようという本人の意思、これが一番大事かな。

自分はなんだかんだでせっかくがのんびりだから、逆に都市部での

生活にはある程度飽きが来るだろうから、とそもそも帰る前提で

生活してたからすんなり田舎に帰ることができたんだけど。

若い頃は、都会の暮らしにやっぱりうらやんだりもしたけど

歳とともにそれもだんだんなくなってきたけどね。