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労基法上の休憩時間規制について

https://seijiyama.jp/article/news/omn20180930.html

休憩はちゃんと取らないといけなくて、

昼食を取りながら電話番、というのは

正確に言うとアウト。

基本的に同時に休憩を取るのが

ルールのようですが、さすがに

業種など、現実的ではないこともあるので、

そこのところは、法律的に認められている

と思います。

かく言う私も、普段の仕事で、基本的に

休憩は取れませんし、積極的には

取りません。

残業しても、びた一文出す気がない会社なので(もしくは、残業という概念を

認めてない、臭いものに蓋的な感じ)、

休憩が取れない場合というのは、その日の

仕事内容がカツカツで、休憩を削らないと、

納品時間で届け先に迷惑がかかる

可能性があるため。

同一方面ごとの配送だったりすると、

他人に任せる、つまり1台ではなく2台向かわせる

というのが非効率だと思っている以上、

現実として無理がある、変えるのに時間がかかるから。

また、積極的に取らない日があるのは、

これもやはり残業してもびた一文出ないから。

配送に出かけて、休憩無しで帰ってくるのが定時を過ぎます。

戻ってきてからの荷降ろしや事務仕事をすると

残業が基本です。

その上、さらに休憩を1時間とってしまうと、更に残業が増える事になります。

びた一文残業代が出ないのに、会社にいても

何一つメリットはないので、さっさと帰宅したい、

その思いから積極的に休憩を取らない、

ということもあります。

基本、遅刻に厳しいくせに、残業にはルーズ、

だらしなさ過ぎなところが多いですからね、

ルールを守るも守らないも、経営者次第、

そんなところでしょうか。

残業手当はすぐになくしたほうがいい カルビー・松本会長

残業手当はすぐになくしたほうがいい カルビー・松本会長

 

http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1806/05/news064.html

うん、記事の内容を見て、なるほどな、と思いました。

間違ってないし、大手の会社としては改革、というか先進的と

いうか、社員の立場に近いような発言だったりしますし、

多くの会社にはない形態を取ればいい、という差別化にもなる

ような発言は、営業などの業種で、成果を求められる業態では

腑に落ちるし、工場での労働者と営業などの労働者との間での

制度が一緒である必要もない、というのもなるほど、とは

思います。

 

制度を共通化する必要はありません。時間ベースで働くか、成果ベースで働くか、それだけのことです。成果が嫌だったら、工場で働ければいい。そんな当たり前のことを当たり前に説明できないから、くだらない議論になるのです。

ということなんですね。

リモートワークなどなど、オフィスに来なくてもできるように

している会社などでは、オフィスは限りなく要らなくなる

から、残業自体が要らなくなる、などなど、残業手当という

制度についての想い、いらないという発言はなるほどなと

思います。

 

ただし、地方の中小企業の一番の問題は、残業手当という

制度のおかげで、残業したのにもらえない、出さない、

出す気がない企業に対して物申すことができるわけです。

残業手当制度がなくなると、現状のまま残業だけが残り、

残業そのものが無くなるので支払われることがないから

どんどん残業させることになりませんか?

考えすぎ?

当たり前に残業手当を出す会社、出していた会社が

初めて廃止、いらないという発言が許されるわけであって、

残業手当を出さない、出す気がない会社には、

制度そのものを語る権利はないと思いますが、

いかがでしょうか?

決めたルールを当たり前に遂行してから物申してください。

話はそれからです(笑)

 

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